こんにちは!中村ひろきです。
ぼくはこれまで100人以上の断食アドバイスにのってきました。
断食の前後は、糖質を制限した食事をとるべきなのですが、みなさん悩んでるのがコレ。
「仕事中なので、自炊ができません!」
というわけで今回は、準備期に自炊ができないケースのアイデアを放出していきます。
初断食は準備期が9割
さて、ここで復習です。
初めての断食では、どれくらい準備期を確保するべきでしょうか?
答えは、最低5日間。下記に当てはまる方は1週間みておきましょう。
- スタバの新作は見逃せない。
- チョコレートはいつも常備している。
- ライス無料やラーメン替え玉は欠かせない。
- パスタも飲み物もクリーミーなものが好き。
たいてい初心者の方は、いきなり断食をやろうとするのですが、そういう人に限って、
「いま吐きました・・・フラフラです・・・リタイアします・・・。」
2日目あたりにこんな感じになります(笑)
断食は、ヘタにやると、やらないほうが健康なレベル。つまり諸刃の剣です。
だから、準備期はしっかりやるように。これだけ約束してください。
準備食の合言葉は「まごわやさしい」
準備期の大切さがわかったところで、復習しましょう。
準備期にはどんなものを摂ればいいのでしょうか?
カンタンです。口に入れるものを以下のものだけにしてください。
ご…ごま
わ…わかめ(海藻類)
や…野菜類
さ…魚(前日はNG)
し…しいたけ(きのこ類)
い…芋類
これらの日本古来から愛された食材を、頭文字をとって「まごわやさしい(以下、まごやさ)」といいます。
まごやさが食卓に並ぶと貧相に感じますが、つい数十年前までは、この献立が日本人のアタリマエだったんですよ!
なお、肉・魚・卵などの動物性たんぱく質も、前日でなければOKにしています。
さて!準備期はまごやさをバランスよく食べればいいことがわかりましたね。
しかし、これらの食材をふんだんに使って、忙しい社会人が毎日自炊するのはなかなか大変。
そんな忙しい中でも断食にトライするあなたのために、自炊せずにまごやさを摂取するアイデアをお教えしますね!
(自炊ができる方は、LINE@に登録していただくと、まごやさレシピ集35をプレゼントしてます)
家や会社で食べるとき
たとえ自炊ができなくても、家や会社で食べられるならば、まごやさをクリアするコツはたくさんあります。
(会社の場合は、何も入っていないタッパーを持ち込めると、だいぶ幅が広がります。)
スーパー
スーパーを利用して準備食をとるとき、ぼくがよく利用するのは以下のもの。
- 納豆
- もずく
- めかぶ
- 野菜のおひたし
- 刺身盛り合わせ(前日はNG)
- ひじきや芋類の煮物
まず、注意したいのが、もずくとめかぶ。
3カップ入りのものは、かなり味付けが甘いので、できれば避けたいですね・・・。
鮮魚コーナーにある「生食用」と表記のあるものを買って、シンプルに醤油で食べるのがベストです。
つくったばかりの惣菜コーナーは魅力的ですが、ここでも注意したいのは煮物類。
保存を効かせるために、砂糖を多めに使ってあるので、食事の後半で食べるのが望ましいです。
(糖質の多いものは、食事の後半で食べたほうが糖の吸収が遅くなり、血糖値の上昇がゆるやかになります)
コンビニ
つぎは庶民の強い味方コンビニ。ぼくも断食前に自炊できないときは、よくセブンを利用しています。
おすすめはこのあたり。
- 納豆
- おでん
- ゆで卵(前日はNG)
- 冷やっこ
- 一品の惣菜
- 葉野菜サラダ
- 具だくさん味噌汁
- 無塩ナッツ
まず注意すべきはおでん。
汁は結構甘いので、たくさん飲み過ぎないように気をつけましょう。
練り物はデンプン=糖質メインなので、「大根・こんにゃく・厚揚げ」あたりがおすすめです。
また、サラダも糖質が高いものとそうでないものがあります。
マカロニ、パスタ、コーン、ポテトが入ったサラダは、糖質が高く、準備期に適さないのでNG。
理想は、葉野菜や海藻類がたっぷりと入ったサラダ。ドレッシングは青じそが和風がイイです。
味噌汁は、やはり本来の味噌と比べると味も成分もかけ離れていますが、摂らないよりはマシといったところ。
できるだけ具だくさんのものを選ぶと、準備期であっても満足感を得られやすいのでおすすめです。
お店で食べるとき
基本的に、お店はあなたを健康にするためではなく、何度も通ってもらうために存在しています。
そのため、小麦でトロミをつけたり、糖分をたくさん加えるなどして、依存性の高い商品づくりに精を出しているんですね。
よって、糖質を完全に摂らないことは不可能に近いでしょう。
それでも準備期をお店で過ごさざるを得ないあなたに、アイデアを放出します。
ファミレス
(引用:サイゼリア公式HP)
ファミレスで安価に準備食が楽しめるのはサイゼリアでしょう。
- シェフサラダ
- わかめサラダ
- 柔らか青豆の温サラダ
- 白菜のミックスピクルス
- 野菜とパンチェッタのあったかポトフ(前日はNG)
また、前日でなければ肉料理もOKですが、付け合わせのポテトは糖質が高いのでご注意を。
(ここまで糖質にうるさいのもアレですが、ホント準備期にダラダラ糖質とってるとぶっ倒れるんですよ・・・。)
試しにガストも調べてみましたが、まごやさメニューはほとんどありませんでした。
ただし、肉魚系は多いので、前日でなければ断食前の外食を楽しむことができそうです。
居酒屋
準備期に夜ごはんを食べるのなら、一品居酒屋はかなり使えます。
- 枝豆
- 寄せどうふ
- 野菜サラダ
- だし巻き卵(前日はNG)
- 冷やしトマト
- 野菜のピクルス
- 野菜スティック
- 浅漬けきゅうりと昆布
- アボカドのオーブン焼き
- ほっけの塩焼き(前日はNG)
- サーモンマリネ(前日はNG)
- ちゃんこ鍋・しゃぶしゃぶ鍋(前日はNG)
いずれも肉魚卵は前日NGですが、特に和食居酒屋はまごやさの宝庫です。
(ぼくは断食前日に京都旅行したことがありますが、おばんざい屋はまさに宝庫でした)
なお、断食前のアルコールは、内臓の仕事を増やしてしまうので、1週間前から飲まないに越したことはありません。
よって準備期の居酒屋は、飲む人と外食せざるを得なかったときに利用するのがベストかもしれませんね。
食堂系レストラン
特におすすめしたいのは「めしや食堂」「まいどおおきに食堂」など、一品ずつカスタマイズできる食堂。
意外と割高になってしまいますが、かなり質の高いまごやさ食を堪能できます。
ゆで卵、冷やっこ、野菜炒めなど多くのものが当てはまりますが、揚げ物や味付けの濃いものはなるべく避けましょう。
「大戸屋」「やよい軒」などもここに当てはまりますが、すでに定食になっていて白米を避けにくいのが難点です。
まとめ
最後にもう一度、準備期の鉄則をあげておきます!
- 準備期は最低5日間。食生活が悪い人は7日間確保しましょう。
- 断食中に低血糖でダウンしないため、まごやさで糖質を抑えましょう。
- 白米・麺類・甘いもの・揚げ物・ジュース・お酒は問題外です。
- 肉と魚と卵などの動物性たんぱく質の前日摂取は控えましょう。
- なによりも楽しく断食しましょう。
準備期にがんばればがんばるほど、断食中ラクに過ごせるというご褒美がついてきます。
嘔吐にめまいでリタイアしないためにも、日ごろ摂り過ぎている糖質を抑えて、日本古来の食材を噛みしめましょう。
そいではまた〜〜〜!!!
コメントを残す