【保存版】ぎっくり腰を3日間で完治するために必要な知識と対処法

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【保存版】ぎっくり腰を3日間で完治するために必要な知識と対処法

こんにちは!治療家歴11年目に突入した中村ひろきです。

恥ずかしながら、こないだ仕事中に腰が「ギクッ」と鈍い音を立てました。

せっかく軽いぎっくり腰になったので、どうせなら研究のために悪化させることを決意。

ぎっくり腰の患者が絶対やってはいけないあることをして、完璧なるぎっくり腰を手作りしました。

翌朝はふとんから起き上がるのに1分半かかる始末。

ここから完治までの過程を体感してこそ、世界一リアルなぎっくり腰を語れるってモンです。

そこで今回は、自らぎっくり腰になった治療家のぼくが、発症〜完治までの全知識をわかりやすくお伝えします。

1日でも早く仕事に復帰しなきゃピンチ!

あなた

という方に必見の内容。

あとで詳しく解説しますが、たった20分間でここまで腰が動きが回復。

最終的に3日間で完治しました。

【BEFORE】

【AFTER】

ナゼたった20分間でここまで動きが改善したのか。

このヒミツはのちほど!

 

 目次

ぎっくり腰の誤解されている対処法

ネット上にあふれているぎっくり腰の情報って、とにかく混乱しませんか?

「温めるのか冷やすのか、どっちやねん!」みたいな。

ぼくは医者でも接骨院の院長でもないので、中立な立場で語れるのが強み。

今までの半信半疑でモヤモヤした知識とはオサラバして、正しい対処法を知りましょう。

 

「とりあえず整形外科へ!」は早とちり

ネット上の情報は「ぎっくり腰になったら、とにかく整形外科へ直行せよ!」というモノが大半。

確かに整形外科は選択肢の一つではあるのですが、痛くて動けない時に行っても「痛み止め出すから安静にしてね」と言われるだけで終わるパターンが大半です。

その後の経過やアドバイスまで懇切丁寧にしてくれる医者はほとんどいません。

細かい経過やセルフケア方法を知りたいのなら、接骨院や整体の方がよほど詳しい知識が得られるでしょう。

とはいえ、整形外科を受診するのが最良の場合もあります。これについては後述。

 

「患部を冷やしましょう」は半分不正解

ネット上で「ぎっくり腰 対処法」で検索をすると、とにかく初期は冷やすのが良いという結論に至るでしょう。

ここでの問題は「記事を書いたほとんどの人が、ぎっくり腰になった経験がない」という点。

だから、冷やすという情報は載っていても、具体的な冷やし方に関する解説はとても雑です。

湿布?アイスノン?いやぁイマイチ効かないんですよね。効きが甘い。

自らぎっくり腰になって試したぼくが言うんだから間違いない。

さきほど冒頭の動画で「20分でこれだけ腰が動くようになった」とお伝えしましたよね?

実はアレ、冷やしただけなんですよ。タネも仕掛けもありません。

ただ、冷やし方が違う。アイスノンで試しましたが全く効果がありませんでした。

じゃあ、どうやって冷やしたのか?これも後述します。

 

大事なのはぎっくり腰を正しく知ること

ぎっくり腰に関する情報は、ナゼここまで誤解を生みやすいのか。

それは、刻一刻と段階が変化していき、その段階によって適切な対処法が違うからなんですね。

段階によっては「冷やす」も正しいし、「温める」も正しいというワケ。

そこで大切なのが「今現在の自分のぎっくり腰は、どの段階なのか?」を知ることです。

では、それを知るための誰でもできるカンタンな診断に進みましょう。

 

ぎっくり腰チェック診断

前述した通り、自分のぎっくり腰がどの段階にあるのか知ることはとても大事です。

それどころか、一般的なぎっくり腰とは全く別のモノである可能性も。

そうなると今回の対処法は全く意味を成さないので、ここでセルフチェックは必須です。

 

そもそもぎっくり腰ってなに?

そもそも「ぎっくり腰」というのは俗称です。現代医学に当てはめると急性腰痛症という名前がついている。

そう、ぎっくり腰というのは「急性な腰痛」のことなんですよ。だから「慢性的な腰痛」は全く当てはまらない。

ここを履き違えると、取るべき対処法が180度変わってくるので、正しくチェックしましょう。

コレに当てはまるならぎっくり腰確定!

今回、ぼくのカラダで自ら発症したのは一般的なぎっくり腰。

すなわち「急な動作が引き金となって、筋肉などの一部が断裂した状態」です。

次のうち、どれかが当てはまる場合は「ぎっくり腰(急性腰痛症)」と判断していいでしょう。

  • 咳やクシャミでも腰の痛みを感じる。
  • 横向きに背中を丸めて寝ているときが一番ラクである。
  • いつどんな動作で痛みを引き起こしたのか明確に説明できる。
  • 痛みを感じる場所に手を当てると熱っぽい感じがある。
  • 最初は違和感だったがドンドン激痛へと発展してきた。

これらに全く当てはまらない腰痛の場合は、一般的なぎっくり腰ではない可能性があります。

 

注意すべきぎっくり腰

「もしかして一般的なぎっくり腰じゃないかも?」と不安になった方はこちらを参照してください。

当てはまる場合は、一般的なぎっくり腰ではない可能性があります。

  • 「動く」「動かない」に関係なく痛む。
  • 背骨を叩くと痛みを感じる腰の部分に響く。
  • 3日以上経っても痛みが少しも引く気配がない。
  • 体勢を変えたり寝方を工夫しても変わらず激痛である。

これらの場合は、腫瘍・骨折・内臓病などが原因のこともあるので、いち早く病院で受診してください。

(前章でぎっくり腰が確定した方は、急いで整形外科を受診しなくても結構です。)

 

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ぎっくり腰の原因

西洋では魔女の一撃と呼ばれているぎっくり腰。

いったいその魔女はどこからやってくるのでしょうか。真相に迫ります。

「原因なんてどーでもいいから対処法を教えろ!」という方は飛ばしてください。

 

ぎっくり腰はどうして起こる?

多くの方は「ぎっくり腰は偶然起こるもの」と勘違いしています。

実はそうではなく、普段のカラダの使い方や疲労の蓄積が原因となって、極めて必然的に起こるモノ。

くしゃみや重いものを持った時に動けなくなったのは、最後にトドメを刺しただけなのです。

かくいうぼくも、老人ホームでS字に傾けた体勢の不安定なベッドで施術するため、相当腰に疲れが溜まっていたと思われます。

この点を知っておかないと必ず再発するので、ぜひとも「自分の中に原因があったのだ」と心に留めておいてください。

 

ぎっくり腰がたどる大まかな流れ

ぎっくり腰を起こした多くの人はパニックになりますが、一般的な経過を知ってればそこまで慌てることはありません。

「ギクッ」と鈍い音がして動けなくなっても、適切な対処をすれば1日半くらいで痛みは3割ほどに減ります。

3割ほどに減っても慌てずに安静にしていれば、2日で痛みは残り2割になります。

ここでシッカリ回復用のストレッチやセルフケアをすれば、よほど重度でなければ3日間で完治します。

(ただし、後述する治りを遅くする悪習慣は絶対しないこと)

この流れをたどることをわかっていれば、「ギクッ」と音がしても慌てることなどないはずです。

 

ぎっくり腰の治し方

ここから実践編です。まずはどの段階に当てはまるかチェックしてください。

 

必ず知っておきたい3つの段階

繰り返しますが、ぎっくり腰になっても焦らないコツは「どういう経過をたどるのか知っておくこと」です。

それを知っていれば、ぎっくり腰の対処法はほとんど自宅で完結できますから。

そのために、現在の腰の状態がどの段階にあたるのか見当をつけてください。

 

1.発症期:

「グキッ」と鈍い音を立てて動けなくなった直後の段階。

どう動かしても痛くて、体勢を変えるのも寝返りを打つのもやっとです。

後述しますが、このときやるべきことはたった1つ。患部をガンガンに冷やすことです。

といっても、湿布やアイスノンはびっくりするほど効かないので、最強の冷やし方は後述。

この段階の時に温めると100%悪化するのでご注意を。

2.かさぶた期:

とりあえず激しい痛みはおさまったものの、いちいち動く時に怖さがある段階。

「かさぶた」って、とりあえず止血したけども、小さな刺激を加えると剥がれて再び血が出ますよね。

まさにこの段階なので「かさぶた期」と呼んでいます。

ふとした瞬間に腰に負担の強い動作をしたり、クシャミをした瞬間に、再発しやすいので注意してください。

ぎっくり腰を最速で完治させるには、この段階でキチッと安静にできるかが重要ポイントです。

3.回復期:

激しく鋭い痛みがなくなり、動くことへの恐怖心も消えた段階。

どの姿勢をすると痛むのかハッキリとわかるので、日常生活に支障がほとんどありません。

ときどき「ぎっくり腰に安静は禁物!ドンドン動いて治そう!」みたいな情報を見かけますが、それはこの段階に入ったぎっくり腰のことを指しています。

といっても、腰だけに大きな負担がかかる動作は引き続き禁物。

ストレッチやランニングなどの全身運動で、こわばった筋肉をどんどんほぐしていきましょう。

この時期に入ったら、高温浴などで腰を温めたほうが完治が早くなります。

 

それぞれの段階で対処法はまるで違う

カンタンに3つの段階について説明しましたが、それぞれ対処法が全く違うことにお気づきでしょうか?

これこそ、皆さんがぎっくり腰に関する情報で混乱する大きな原因です。

半日経ったら次の段階に進んでいることもあるので、注意深く腰の状態を観察しましょう。

ちなみに、どこの段階にいるのかビミョーでわからない時に最もオススメなのは「何もしないこと」です(笑)

 

自宅でできるリラクゼーション法

ぎっくり腰の対処法って、ほとんど自宅で完結するんですよ。

かといって、自然治癒力に任せてひたすら安静にしていても、仕事復帰が遅れるばかりです。

そこで大切なのは、やはり正しい知識をつけること。

どの対処法がイチバン適切が見極めて、できることは全てやりましょう。

 

応急処置法

繰り返しますが、「グキッ」とやった直後はとにかく冷やす。冷やし方はあとで紹介します。

冒頭の動画でも、20分冷やしただけであそこまで腰の動きが改善している。

とても原始的な方法ですが、中途半端に冷やしても効きません。

ちなみに、発症期に温めると痛みが引かないどころか悪化するので注意してください。

 

和らげる寝方

「ぎっくり腰の時の正しい寝方」のような情報が出回っていますが、あまり気にしてくても大丈夫。

ラクな寝方は自分のカラダが一番よくわかっています。

仰向けがラクですか?それともうつぶせ?

または横向きになって、背中を丸めて寝ている時?

自分のカラダに問いかけながら一番ラクな寝方を探ってください。

これを自分のカラダに問いかけてほしい明確な理由があります。

それは「どの筋肉が断裂したかによってラクな姿勢は違うから」です。

例えば、ぼくが起こしたぎっくり腰は「横向きになって背中を丸めて寝ているとき」が最もラクでした。

あれをネットで出てきた情報を信じて仰向けで寝ていたらどうなったか。痛みが悪化するに違いありません。

ですから、ツライでしょうが、体勢を少しずつ変えながら、最もラクな寝方を探してください。

 

気をつけたい発症期の動作

これも寝方と同様、正しい動作は自分のカラダが一番よくわかっています。

それを証拠に、クシャミで腰に響く腰痛なら、カラダが勝手に腰を落として安全にクシャミをしているはず。

安全な姿勢はひとりひとり違いますから、痛みや怖さのある動作はできるだけ避けてください。

カラダはやってほしくない動作をやらないために「痛み」「怖さ」というサインを送っているのです。

そのサインに従っていれば大丈夫。盲目的にネットの情報に踊らされないでください。

ぼくの場合は「しゃがむこと」「靴下を履くこと」「車でバックをすること」が困難だったので、背筋を伸ばしたままヒザを曲げてしゃがんだり、おそるおそる工夫しながら動いていました。

 

裏技ストレッチ

これは回復期に入ったら試してほしいのですが、腰ではなく、肩甲骨や股関節など「腰から離れたところ」のストレッチをしっかり行うのです。

これによって腰の滞った血流が他へ流れて、結果的に腰の血流が回復するのです。

これは「誘導作用」といって、鍼灸マッサージの教科書に明確に記されている方法です。

「腰のストレッチをやるとまだ痛みが残っている」という場合は、離れた場所を攻めましょう。

これはあまり知られていない情報なので、ぜひお試しを。

▼オススメは下の記事で紹介している肩甲骨のストレッチですね。

【プロ直伝】大谷翔平の肩甲骨をゲットする5つの超実践ストレッチ

▼それから、下の記事で紹介されている1・3・5・6番の整体もオススメ。

腰痛ストレッチ完全版!6つの筋肉を効果的にゆるめる14の方法

 

病院を使うときはどんなとき?

とはいえ、一般的なぎっくり腰ではないときは、病院での診断が最良の場合もあります。

大きく分けて、次の3パターンに当てはまる場合は、病院受診を考えてください。

 

1.骨折が疑われるとき

先ほどお伝えしましたが、「背骨をコンコン叩くと腰に響く」という場合は骨折が疑われます。

スキーでの転倒や交通事故で引き起こした腰痛の場合は、ぎっくり腰ではなく腰椎圧迫骨折である可能性大。

その際はレントゲンなどの画像診断が必要になるので、整形外科に受診するのが最良です。

足のしびれがあったり、排尿・排便障害などがある場合も同様です。

 

2.ジッとしていても痛いとき

一般的なぎっくり腰の場合、ベストの寝方を保っている間はとりあえず痛みを感じません。

しかし、腫瘍などの内臓病が疑われる場合は、どんな体勢を取ろうが変わらない痛みを感じます。

腰痛に伴って吐き気や発熱など別の症状も出ている時は、迷わず病院に駆け込んで診断を受けましょう。

 

3.3日経っても1ミリも痛みが取れないとき

ぎっくり腰の場合、どんなにひどくても安静にすれば痛みは右肩下がりに落ち着いてきます。

ところが、がんの骨転移や腫瘍が関係している場合は、安静にしようが冷やそうが全く痛みは変わりません。

もともとそれらの持病を持っている方は、なおさら病院で医師の指示を仰ぐのが先決となります。

 

接骨院や整体のほうが適切な場合は?

病院ではなく、接骨院や整体の方が適切な場合はどのようなときでしょうか?

ここでまず確認しておきたいのが「その腰痛は本当にぎっくり腰であるか?」という判別です。

がんの転移や、腫瘍や、圧迫骨折などの腰痛は、接骨院や整体ではどうにもなりませんからね。

さて、仮にその腰痛が「本当のぎっくり腰である」と判別できたとしましょう。

接骨院や整体にかかるベストタイミングはズバリ「回復期に入ったら」です。

回復期とは、先ほど「3つの段階」でお伝えした3番目の段階のこと。

すなわち「どの姿勢の時に痛むかハッキリ説明できるようになり、怖さがなくなった段階」のことですね。

回復期は炎症もおさまっているので治療で再発する可能性は低いし、なにより先生に「どう動かした時に痛むか」を的確に説明できます。

よって、先生にとって治療の前後で腰の動きがどれだけ良くなったのか効果測定しやすいのです。

これが発症直後だと、先生としても成す術がなく、せっかく苦労の末に院へ到達しても「今日は冷やすくらいしかできないね」となってしまうのです。

それなら、まずは家で安静にしながらシッカリ冷やしたほうがよほど得策なのです。

 

湿布やコルセットは有効?各ツールの適切な使い方

ぎっくり腰で一般的に効果があるとささやかれている様々なツール。

それらは本当に効果があるのでしょうか?正直にバッサリ切っていきましょう。

 

湿布は悲しいほど効かない

ぎっくり腰で整形外科を受診されると手渡される大量の湿布。

貼ると確かにひんやりして気持ちいいのですが、それ以上でも以下でもありません。

皮膚は冷えるけども、筋肉は冷えない。これが冷湿布の悲しき事実です。

発症期に冷やすべきは、当然ながら断裂した筋繊維。よって湿布はボツです。

 

コルセットは一時的

賛否両論あるコルセットですが、ぼくは時期と使い方を誤らなければおおむね賛成です。

正しい時期と使い方はズバリ「かさぶた期に、やむを得ず恐い動作をしなければいけないとき」です。

かさぶた期とはいえ、ガッチリ腰を固めているよりも、自然な動きの中で生活する方がよっぽど治りは早いです。

しかし、仕事柄どうしても腰に強い負担のある作業から避けられないときってありますよね。

そんなときは、その作業をするときに限ってコルセットの力を頼りましょう。

怖さがなくなり回復期に入ったら、コルセットは外して自然に生活したほうがベターです。

 

痛み止めは最後の手段

ぎっくり腰のときに「痛みと恐怖」を感じる理由は、カラダが「修理中だから動かないでくれ」というサインを出しているから。

つまり、カラダをキチンと修理するためには痛みが必要というわけですね。

ところが痛み止めを飲むと、そのサインを脳で遮断してしまう。

そうすると、カラダが動いてほしくない動きができてしまいます。

となれば、短期的には痛みが消えても、長期的には腰の修理を中断してしまうことになる。

痛み止めを常用している人にぎっくり腰の再発が多い原因は、ここにあります。

よって、自分の生活や出世のかかった重要な仕事でなければ、痛み止めを飲むことはオススメできません。

 

20分でガッツリ効かす冷却法

お待たせしました。発症直後に絶対不可欠な冷却法です。

冒頭の動画でぼくの腰があれほど動くようになったのは、この冷却法をたった1回20分間実践しただけです。

プロのスポーツ選手が運動後のアイシング(=冷却)をなぜあれほど重視するのか、ようやく理解できました。

今まで冷却をナメていた自分が恥ずかしい。ここではその全貌をお伝えします。

ちなみに、この方法を実践してほしいのは発症期。まさにどうあがいても動けない時です。

1)氷のうを準備する。

ここで注意してほしいのは、湿布でもアイスノンでもなく「氷のう」であること。

それも、市販の布素材のものではなく、ビニール袋に氷水を入れたものを準備してください。

氷水を入れたビニール袋は、そこそこの重さがあり、肌にピッタリ密着するので、シッカリと冷やすことができるのです。

2)うつ伏せでお腹にタオルや枕を入れる。

うつ伏せは腰が反った状態になるので、発症期にツライと感じる姿勢かもしれません。

その場合は、お腹に枕か大きなバスタオルを当ててください。腰の反りが和らぎます。

ベッドでも布団でも構いませんから、一番リラックスできるところで寝てください。

3)肌に直接当てて20分間冷やす。

先ほど準備した氷のうを肌に直接当てます。服の上からだと冷えません。

長時間冷やすと灼熱感やしびれを伴う凍傷の前兆が現れるので、必ず20分間を守ってください。

 

驚くことに、ネット上に転がっている情報をみても、この冷却法は載っていませんでした。

冷やしても良くならないぎっくり腰のほとんどは「冷やし方が甘い」のです。

繰り返しますが、冒頭の動画は20分間冷やしただけであれほど動けるようになっています。

それ以外に全く何もしなくても、正しく冷やすだけでここまで症状を改善させられるのです。

その後、ぼくは仕事から帰ってきたあとやシャワーを浴びたあとも同様の方法で冷やしました。

これを2日間続けたおかげで、一気に発症期から回復期へ飛ぶことができたというワケ。

 

それ以外のツールについて

上で紹介した意外にも、有効な自宅セルフケア法はあります。

ただし、何度も言うように段階を間違えないこと。ここを誤ると再発します。

ストレッチポール

自宅にストレッチポールがある方は、回復期に背骨全体を伸ばすといいでしょう。

こういう脱力した状態でゆったり筋肉を伸ばすケアは、回復期と相性抜群です。

ただ、持っていない方がこのためにわざわざ買う必要がありません。

筋膜リリース用のフォームローラー

こちらもストレッチポール同様、持っていない方がわざわざ買う必要はありません。

たまたま持っているなら、ふとももや背中の筋膜を引き伸ばしましょう。治癒に近づきます。

ただし、こちらも取り組むのは回復期に入ってから。かさぶた期に筋肉をゴリゴリ刺激すると再発リスクがあります。

ホッカイロや温湿布

回復期に入ったら腰は温めた方が治癒に近づきますが、ホッカイロや温湿布はどうしても弱い。

皮膚は温まりますが、ぎっくり腰の原因となった深部の筋肉まで温まることはありません。

その代わりやってほしいのが、自宅や銭湯で40〜42℃の高温浴に入る方法。

7分ほど浸かるとしっかり温まるので、回復期にはもってこいです。

ちなみにぼくは発症期に高温浴に入って完全なるぎっくり腰を作りました。

すなわち発症期に入浴すると炎症が広がって悪化する危険性大。ご注意を。

▼高温浴については記事書いてます。

腰痛男子必見!半身浴より効果の高い「高温浴」の魅力とは?

 

ぎっくり腰の治りを遅くする3つの悪習慣

ぎっくり腰には、治りを早くするコツもあれば、遅くするコツもあります。

やるべきことは全部やってるのに治らない!

あなた

という方は、意外にもこの落とし穴にハマっています。チェックしてください。

アルコールは問題外

ぎっくり腰だけでなくカラダの全ての不調に対して当てはまりますが、アルコールを飲むと治癒が遅くなります。

その理由は、ぎっくり腰の修理よりも、アルコールの分解を優先的にするからです。

つまり、ぎっくり腰の修理が後回しになってしまうというワケ。

かさぶた期や回復期からなかなか快方に向かわないという人は、意外とここに当てはまります。

 

入浴は意外な落とし穴

かさぶた期に入ると安心してお風呂に浸かってしまう人がありますが、これは落とし穴です。

「ときどきギクッとする感じが未だに消えない」というので、よくよく聞いてみたら、毎晩お風呂に浸かっていると。

寒い冬なら温まりたい気持ちはわかるのですが、これをすると永遠に治癒が進みません。

なにせ、消えつつあった火事に再び油を注ぐことと同じだからです。

思い当たる方は、即刻シャワー浴に変えてください。それだけで治癒が進みますから。

そして、シャワーから出たら氷のうで20分冷やすことを忘れずに。

 

睡眠不足は万病の元

こちらもアルコールと同じで、自然治癒力を最大限に発動させたいなら当然のことです。

ぎっくり腰は「発症期→かさぶた期→回復期」という経過をたどりますが、経過が進むのは一体いつでしょうか?

それは言うまでもなく睡眠中です。

痛み止めを飲んで「腰が動く!痛くない!」と喜んで夜更かしをするような人は、遠からず再発します。

かといっていつもより早く寝すぎても調子が狂うでしょうから、通常時より1〜2時間早く寝ることを心がけてください。

 

その他の禁止事項

アルコールと同じ理由で、できれば避けたいのが過食です。

ぎっくり腰の修理よりも、食べ物の消化吸収の方が優先的に行われてしまうからです。

ぎっくり腰の修理をカラダに最優先で行ってもらうためには、欲をいえば断食をしてもいいくらいです。

風邪を引いた時も同じです。食を絶ってしっかり寝るのが一番早く治ります。

また、安静が大事だからといって、発症期やかさぶた期に長時間座りっぱなしはご法度です。

なぜなら、座っているときは常に腸腰筋という筋肉が働きっぱなしになっているからです。

パソコンや車の運転のしすぎは治癒を遅くする何よりのコツなのでご注意を。

それでも無理やり働かされるような職場はサッサと転職しましょう。

それから、発症期やかさぶた期はマッサージも禁物です。

炎症が残っているところにマッサージの刺激を入れると、ほぼ確実に再発します。

どうしても受けたいのであれば、回復期以降にするのが無難です。

 

ぎっくり腰の再発ループから抜け出すためには?

1年に数回定期的にぎっくり腰を再発する方は、どうしてその悪循環を抜けられないのでしょうか?

 

なぜ再発する?車に例えるとわかりやすい

例えば車を例に取りましょう。

定期的に修理が必要になる車は、なにが悪いのでしょうか?

部品自体のクオリティが低い、部品は問題ないけど使い方が悪い、などが考えられますね。

どんな高価なタイヤに交換してもすぐに磨耗してしまうのであれば、ハンドルを切りすぎることが原因でしょう。

実は、ヒトのカラダも全く同じことがいえます。

  1. そもそも関節が硬くて動きに柔軟性がない。
  2. 昔捻挫した足首をそのまま放置している。
  3. アルコールや睡眠不足が慢性的に続き、疲労を取り除く習慣がない。
  4. パチンコやパソコンなどで長時間座りっぱなしの習慣がある。

などが、ぎっくり腰を頻繁に繰り返すヒトの特徴です。

先ほどの車に当てはめると、1と2は「そもそも部品が悪い例」で、3と4は「使い方が悪い例」ですね。

慢性的にぎっくり腰を繰り返す人は自分の中に原因がないと思い込んでいる人が多いので、今一度振り返ってみてください。

決してぎっくり腰は誰にでも公平かつ偶然起こっているものではないのです。

 

おすすめグッズ

ここでは、ぎっくり腰の無限ループから抜け出したい人におすすめの書籍を紹介します。

どれも一般向けでわかりやすい本ばかりなので、気に入ったものを生活習慣に取り入れましょう。

腰だけでなく、肩こりやストレスなど全身の様々な不調が改善することを約束します。

ただし!ここで紹介する運動を行ってもいいのは回復期以降なのでご注意ください。

▼まずはデューク氏のウォーキングです。

一時的な流行だと勘違いしている人が多いですが、実に考えられた整体法です。

日本人が弱くなりがちなインナーマッスルを鍛えることができ、ぎっくり腰の起こらないカラダを作ります。

立っていてもゆらゆら左右に揺れている人や、O脚のひどい方が対象です。

 

▼次に、疲れたカラダをセルフで回復する術が身につけられる筋膜リリースです。

ぼく自身座りっぱなしが多い仕事なので、疲れた時に必ずコレを実践してケアするようにしています。

立ちっぱなしや重い物を運ぶ仕事など、腰の筋肉を酷使する職業の方に向いています。

 

▼欲をいえばお試ししてほしいのがストレッチポールです。

リラックス状態で背中を伸ばすなど「がんばらないで」ケアできるのが最大のポイント。

YouTubeでもたくさん動画解説がありますし、慢性的に腰痛に悩まされている人にはかなりオススメです。

もちろんウチのリビングにも常時置いてあります。

 

▼コルセットは中途半端なモノを買うと「守られている気がしない」ため、選別が必要。

こちらは安価な割に口コミの評判も良く、しっかりと腰椎を固定してくれます。

ただし、使い方は前述したようにキツイ時期に限って使うこと。

常時使うクセがつかないように注意です。

ぎっくり腰に関するよくある質問

では!最後によくある質問にまとめて答えていきます。

 

完治まではどれくらいかかる?

お伝えしたように、それほど重度でないぎっくり腰は3日あれば完治できます。

ただし、もともと慢性的な腰痛がある場合や、頻繁にぎっくり腰を繰り返している場合は、回復期が長くなります。

無理をせず、上記で紹介したストレッチや整体を実践しながら治しましょう。

治りがけの時に無理をすると永遠に治らないので、今までの悪習慣を劇的に改めなければいけません。

 

足のしびれがある場合は?

足にしびれがある場合は坐骨神経痛等を引き起こしている場合があります。

ただし、しびれはあるもののレントゲンに何も映らない「ニセ坐骨神経痛」の方が圧倒的に多いので、とにかくお伝えしたように発症期はガンガンに冷やして安静にしてください。

腰の痛みが取れたのにしびれが全く変わらない場合は、一度病院受診されることをオススメします。

 

病院や接骨院ではどんな治療をするの?

ぎっくり腰で病院受診をした場合、発症期であればできることはほとんどありません。

レントゲンを撮り、安静を促され、痛み止めと湿布が処方されるでしょう。

ただし、逆を言えばレントゲンを撮ってくれるのは病院だけなので、上で示した注意すべき腰痛の場合は受診必須です。

接骨院や整体でも、発症期はなにも治療できないので、ベッドに寝かされて冷却されるでしょう。

ただし、これがアイスノンだと効かないので、自宅で氷のうで冷やしたほうがよほど効果があります。

まれにぎっくり腰に自信のある先生が発症期にも関わらず骨格矯正を行うこともあるので、恐ければ事前に電話でどのような治療をするのか確認してから行くのがベターです。

 

「ぎっくり腰は動いた方が治りが早い」と聞きましたが?

先ほどぎっくり腰がたどる3つの段階の話をしましたが、「動いた方が治りが早い」というのは回復期のことを指します。

確かに、すっかり炎症の治った筋肉はどんどん動かしたほうが血流改善するので理にかなっています。

ただし、重い物を持ち上げたり、腰を反る動きを繰り返すバタフライなど、腰に集中的な負担がかかる運動は引き続き控えた方がよろしいでしょう。

ここでいう「ドンドン動く」というのは、ウォーキングやランニングなどの全身運動を指すのです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

繰り返しますが、ぎっくり腰になったときに大事なのは以下の3点です。

  1. まず腫瘍やガンが関係していないか確かめること。
  2. 自分が現在どの段階にいるのか見極めて適切な対処をすること。
  3. 再発を繰り返さないように生活の中から悪習慣取り除くこと。

より理解を深めたい方は、上で紹介した書籍を読み、ぼくのブログを熟読してください。

そいではまたー!

▼腰痛に関する記事はこちらにもあります。

腰痛の原因を作る6つの生活習慣とサルでもわかる19の超具体策
腰痛ストレッチ完全版!6つの筋肉を効果的にゆるめる14の方法
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