LINE@登録で「超多忙な人のためのつくらないレシピ23」プレゼントしてます!

断食でうつ病が劇的改善して自営業をスタートした24歳男性の話

こんにちは。中村ひろきです。

鍼灸師のぼくは10年くらい鍼を打っておらず、断食のサポートばかりしています。

先日、うつ病と診断されている24歳男性に「断食」という名のメスを注入したので、一部始終をまとめました。

とくに「気分の浮き沈みが激しくて、甘いものが大好きで便秘」という方は有用な内容だと思います。

ぜひ目を凝らして見てくださいね!

 

人生初の3日間断食でうつがここまで改善

まず断食を行う前後の様子をざっくりとお伝えしますね。

断食前はこんな感じ。

  • どんなにお金がなくても仕事をしたくない。
  • どんなに頑張っても昼過ぎにしか起きれない。
  • 毎日微熱のような感じで起き上がるのがツラい。
  • どんなに他人に褒められても自分を肯定できない。
  • 日中やる気になっても翌朝はリセットされてしまう。

 

そして断食後。

  • キチンと朝起きることができる。
  • 刺繍に目覚めて個人事業主となる。
  • 日中はバリバリと作業ができる。
  • 助言通りにやろうとしない他人にモヤモヤする。
  • 自分の刺繍のセンスに惚れ惚れすることがある。

これ、すごくないですか。

嘘だと思うでしょう。ぼくも未だに信じられません。

彼とは数年前から友人なのですが、口グセは「どうせオレなんて」でした。

 

会社をうつで退職してから、再び仕事する気になれず、部屋で動画をみて一日を終えるのが通例。

どれだけ他人にハッパかけられてもエンジンが入らず、穴からガソリンが漏れていく車のように空虚でした。

 

毎日起きるのは昼過ぎ。日雇いバイトもままならず。

ここで彼の断食前のツイートを見てみましょう。

 


とまぁ、なかなかの状態に仕上がってますね・・・。

会うと元気そうなのですが、SNSから垣間見える落ちっぷりに、友達みんな心配していました。

 

そして、人生初の断食を終えた直後の様子がこちら。

 ヘタしたらぼくよりも働いてます(笑)

どれだけ全財産が危うくなっても、彼は今まで決して働こうとしませんでした。

1日だけ日雇いの出前バイトをやりましたが、途中でリタイアして熱を出したほどだったのに。

さて、次章では彼の食生活と断食をするに至った経緯を書いていきます。

 

冷蔵庫の中は常にジュースが常備されていた

「コイツ、もしかしたら断食効くかもな?」

ぼくがそう感じたのは、彼の食生活でした。

数日間一緒に過ごしてて、数時間に一度必ずなんらかの形で甘いものを摂取しているのですね。

コンビニに寄ったらジュースを買い、カフェに入ったらコーヒーとケーキ、みたいな具合です。

その様子は、彼ではなく、糖依存に冒された脳が、彼に強い命令を発して糖を摂取させているように見えました。

 

しかし、ぼくの信条として、ぼくから他者を断食に誘うことはありません。

「病が起こるのは気から」と言いますが、病が治ることもまた「気から」なので、本人が心から湧き上がった動機で断食をしないと、真の効果は出ないと思うからです。

こうしてしばらくの間彼を静観していたのですが、ついに彼からやりたいと申し出があったので、喜んでお受けしたのです。

 

ラクじゃなかった3日間断食

聞けば彼の実家は、小学生の頃から冷蔵庫に清涼飲料水が常備されている家庭のようでした。

もはやサイダーやコーラを口にすることは、犬が水を飲むように当たり前のことだというのです。

まず、こういった重度の糖依存がある場合、ラクには断食できないと思ったほうがいいでしょう。

準備期間に2週間くらいかけて減糖して、1週間前からは主食・甘いもの・ジュースを完全に抜きます。

 

彼も予想通り準備期間から頭痛などの症状が現れ、断食中も腹痛やダルさで苦しみました。

ところが、なにか症状が出るとすぐに薬で抑えては、医者と製薬会社の思うツボです。

彼には定職がなくひたすら自宅で休める「暇」があったので、ぼくは徹底的に休ませました。

(ここで続行するか中断するか素人判断はキケンです)

 

調子が悪いときは休む。これは生物であれば自然のことであり、猫でもライオンでも調子が悪ければひたすら寝ています。

調子が悪いからこそ何かを飲んだり食べたりするのは人間だけなのです。ここは治療をする上ですごく大事な点。

 

重度の糖依存がある場合、脳はあの手この手を使ってニンゲンに糖を摂らせようとします。

甘くて美味しかった物の過去を思い出させたり、頭痛や吐き気で苦しませたり、という具合に。

こうして3日間断食という長梅雨が明けて、ようやく彼の初断食は終わりました。

 

断食後、だれの目から見ても別人に

実は、断食が明けて回復期に入っても、なお彼は苦しみました。

回復期に入って余計に体調が悪くなる人は、ぼくが診た限りではレアケースでした。

そこで仕事に支障が出るようなら中断させるのですが、そこは「無職」という最大の武器を行使させて、それでもなお休ませました。

 

調子が落ち着いてきたのは回復期2日目以降。

彼を連れてサラダ専門店へ行ったら、やたら肌がきれいになってて驚かされました。

(下の2名はいっしょに断食をやったメンバーです)

そのあとは、先ほど載せた断食後のツイートの通り。

拠点を名古屋から東京に移して、開業した刺繍屋をがんばっているようです。

しかも、開店初日に10万円の売り上げを突破したとか。これはもう快挙としか言いようがありません。

もともと友達なので、彼に「断食のおかげですわ〜」と言われても嘘くさく聞こえるんですが、改善するにはそれなりの理屈があるんです。次章で話しますね。

参考リンク:刺繍屋WAWAWA

 

どうして断食でうつが改善したのか?

「断食でうつが改善する」って、なんだか怪しいですよね。

しかしこれ、宗教的意味合いではなく、それなりのメカニズムがあるのです。ちょっと聞いてください。

 

幸せホルモンといえば、セロトニンとドーパミンの2つを指します。

ドーパミンは幸福感をもたらすホルモンで、セロトニンは逆境に立ち向かうホルモンです。

つまり、他人に褒められてもドーパミンが出ないと自己肯定はできないし、ピンチが訪れたときにセロトニンが出ないと押し潰されてしまうというわけです。

 

彼の例を思い出してください。

刺繍や家具などハンドメイドのセンスが半端ない彼は、日々みんなに褒められていましたが、どうしてもそれを受け入れられませんでした。

また、会社をやめて全財産が1万円を切ったときは明らかな逆境でしたが、それに立ち向かえず自宅の布団にいつもくるまっていました。

この状態はまさに「ドーパミンとセロトニンの分泌量が不足している状態」を指し、彼の資質や性格ばかりがネガティブというわけではないのです。

 

さて、断食をやると腸内環境が整ってくるわけですが、この2つのホルモン、なんと腸で9割が作られています。

電化製品でも掃除してやれば働きがよくなることと同じで、腸内環境も整えてやると腸の働きが改善します。

それによって彼のドーパミンとセロトニンの分泌量が増え、様子に大きな変化が現れた、というわけですね。

 

断食はうつ病の特効薬ではない

ここで残念なお知らせですが、断食はうつ病の特効薬ではありません。

断食明けはうつ病治療のゴールではなく、スタートであると思わなければいけません。

小学生の頃から砂糖漬けになっていた彼のカラダは、まだまだ糖のおいしさと幸福感を覚えています。

 

3日間断食ですこし糖依存を脱したようにみえますが、何かの拍子に食べた甘いもので糖の魅力に引き戻され、再び糖の摂取がクセになってしまうことは十分考えられます。

これを防ぐために、今後も彼に定期的な断食サポートを行い、徐々に糖を摂ることのデメリットを体に覚えさせ、「あったらあったで食べるけど、ないならないで欲しくない」という状態に持っていけるよう観察を続けます。

その様子はツイッターで日々配信しておりますので、気になる方はぜひフォローください。

また、彼自身の断食体験記もありますので、自分と重なる部分がある方はぜひお読みください。

参考記事:断食でうつ病やメンタルは良くなるの?3日間断食を体験してみました。

 

まとめ

カラダに異変が起こるとすぐに薬に頼るクセがある人にとって、薬は即効性があって当然という認識があるかもしれません。

しかし、症状を一時的に抑えるのではなく、根本から解決しようとする場合、そういうわけにはいきません。

場合によっては好転反応が強く出るし、粘り強く続けないと突破口が見えないこともあります。

 

彼は異例です。24歳という若さもあるでしょうが、非常に早く反応が現れて変化を見せた。

これは万人に当てはまりません。むしろこんなにすぐ結果が出ることの方が難しいでしょう。

もらった遺伝子から毎日の食生活まで、何もかもが百人百色なのですから。

ブログのお問い合わせページからご連絡いただければ、なるべく個々に合わせたアドバイスをさせていただきます。

LINE@に登録していただいた方とは、ときどき1:1トークを楽しんでいます。

断食の教科書をみてもわからないことがありましたら、ぜひご質問くださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です