今日もまた「何者にもなれなかった」あなたへ。

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今日もまた「何者にもなれなかった」あなたへ。

「いろんな気付きがありました。」

「ゴハンごちそうさまでした。」

「いっぱい刺激を受けました。」

「モチベーション上がりました。」

「たくさん思うところがありました。」

相談に乗った直後にこんなメールを迅速で送る礼儀の正しい人ほど、いつまで経っても何一つ成し遂げられず、何者にもなりきれない。

ぼくの中にはそんな統計がある。

ある人は、他人に相談することなくドンドン前に進んでいく。

ある人は、どれだけ他人に相談をしても依然として前に進まない。

前に進まない人の共通点は、どこにあるのか。

真剣に考えてみた。

 

インプットは「マイナス」を「ゼロ」に近づける行為

冒頭のようなメールを迅速に送る律儀な人は「インプット過多」タイプが多い。

気になる書籍はAmazonで即ポチる。尊敬する人のセミナーは即予約。

読書がはかどる隠れ家カフェは人よりたくさん知っている。

持っている文房具はお洒落だし、手帳もそれなりに使いこなしている。

気になる人には積極的にアポを取って、自分から会いに行く行動力もある。

そのフットワークの軽さを、周りに褒められることも多い。

でも、褒めてくれるのは皆、あなたよりも人生を楽しんでない人たちばかりだ。

あなた以上に結果を出している人は、あなたのことをとっくの昔に見抜いている。

書籍を読み漁る。

講演会に行く。

イベントに参加する。

個別コンサルを受ける。

これらはみな「ただのインプット」だ。

「インプット」は、マイナスを限りなくゼロに近づけている作業に過ぎない。

ゼロをプラスに変える行為は「アウトプット」でしかあり得ないのだ。

あなたが今までの人生で蓄えた知識や経験は、

たくさんの人に話すこと

他人に教えてみること

ブログに書き起こすこと

YouTubeで発信すること

商品化して売り出すこと

これらの「アウトプット作業」によって、初めて世の中に認知される。

世の中に知られていないインプット人間は、死人と変わらないのだ。

インプット人間最大の悲劇は「失敗経験ができない」ということ。

人類の歴史上、失敗経験ナシで「何者か」になれた人は存在しないのだ。

 

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相談するのが上手くなっちゃダメ

他人に相談する機会が多い人は、相談される側がなにを一番望んでいるか考えたことがあるだろうか?

他人に相談する機会が多い人は、やっかいなことに、どんどん相談するのがうまくなっていく。

丁寧な言葉遣いでアポイントメールを送り、迅速な返信を心がけ、雰囲気の良いお店をセッティングする。

そして、手土産をもって現れ、こちらのアドバイスを熱心に聞き、抜群のタイミングで相槌を打ち、当日中にお礼メールを送り、別の良きアドバイスを求めて旅に出る。

相談に乗る側を気持ちよくさせるテクニックは申し分無いが、相談に乗る側はそんなことを望んでいるのではない。

相談に乗る側は、お礼メールを迅速に送る「礼儀」なんかより、不器用ながらも早速行動に移す「愚直さ」をもった人間のほうが断然応援したくなるのだ。

かつて社団法人の会長のカバン持ちをやっていたぼくが、誰よりもヒドかった。

「相談に乗ってほしいのですが」

と自ら相談を持ちかけて会長の自尊心をくすぐって、

「勉強になりました!」と威勢のいい返事だけをしていた。

そして、クッソ怖かった会長に

「おまえの『勉強になりました』は軽い。タダの音だ。」

と言われ、そのあと明け方まで説教を喰らい、号泣した。

そのおかげで、ぼくは「相談することだけがうまい人」をすぐに見抜けるようになった。

だから今、声を大にして言いたい。そのやり方は得策じゃない。

 

デキる人は忙しくなる時代

これからは、ひとりひとりがもっと頭で考えなければ生きられない時代に突入する。

なぜなら、頭で考えずにできるような作業はロボットが代替するからだ。

そんな忙しい時代、デキる人は積極的にあなたの相談に乗る時間を削るだろう。

デキる人は、あなたに這い上がってほしいと思っている。

デキる人は、あなたといつかチームを組んで仕事をしたいと思っている。

デキる人は、あなたに早く「何者か」になってほしいと思っている。

そうでなければ、デキる人はあなたのために時間を作ったりはしないはずだ。

デキる人が自分に割いてくれた時間を無駄にしないためにも、やれ。

とりあえず何も考えずに、デキる人に言われたことを愚直にやれ。

その通りにやってできなければ、デキる人に堂々と文句を言えばいい。

デキる人は、あなたが愚直に行動してくれたことを両手放しで喜んでくれる。

そして、今以上にあなたに対して熱心に有益なアドバイスをくれるに違いないだろう。

▼「何者か」になるヒントはこちらにもあります。

好きなことを「する」だけが仕事じゃない。
「好きなことを仕事にする」なんてバカなことは、絶対に言ってはいけない。
「自分の本当に好きなこと」の灯台下暗し率がヤバすぎる。