あなたのカラダは「足を組む」おかげで助かっているんですよ、という話。

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あなたのカラダは「足を組む」おかげで助かっているんですよ、という話。

こんにちは!中村ひろきです。

ネットや雑誌の記事を見ていると、

「足を組むな!」

「胸を張れ!」

などと、まるで軍隊の指令のような声が飛び交っています。

ぼくはそれを見るたびにため息が出ます。

いや、違うんだよぁ・・・。

実は、足を組んだり背中が丸くなったりすることって、それ自体は悪いことじゃなくて。

それなりの理由があって、カラダが無意識に「足を組む」姿勢を選んでるんですよ。

今回は、このことを少しだけ深く掘り下げてみようと思います。

 

無意識はすげえデキるヤツ

あなたのカラダが無意識にする仕草や姿勢って、どんなモノがあるでしょうか?

  • 足を組む
  • 腕を組む
  • 猫背になる
  • ほおづえをつく
  • ポケットに手を入れる

とまぁ、瞬間的に思いつくモノだけでも結構ありますね。

実はコレ、それなりに全て意味があるのであって、ただなんとなくクセになっているのではありません。

例えば、わかりやすいのが「ほおづえをつく」クセ。

これは何をしているかというと、手を「顔置き場」にすることで、首の後ろの筋肉を休ませてるんですよね。

猫背で顔を前に突き出して、首の後ろの筋肉が常にこっている人が、首の後ろの筋肉を休ませるために無意識にやるクセです。

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では、この時にほおづえをつかないとどうなるでしょうか?

おそらく首の後ろ→背中→腰へと疲れが伝わってゆき、背部全体の筋肉疲労はやがて内臓の機能低下へとつながっていきます。

つまり、「ほおづえをつく」ことで首を休めて、疲れが全身に回ってしまうことを防いでいる。これをカラダが無意識にやっている。

ほら、無意識ってすごいでしょ?めっちゃデキるヤツなんすよ・・・

こんなカンジで無意識の素晴らしさを掘り下げたい人はこの本おすすめです。おもろいですよ。

 

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無意識には逆らえない

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上の例をみて、決して「ほおづえをつく」という行為自体が悪いワケではない、ということがお分かりいただけたでしょうか?

ほおづえをつくこと自体は、疲れた首の後ろの筋肉を休ませる目的があるわけで、本当に悪いのは首の後ろの筋肉を疲れさせた「長時間のパソコン作業」「習慣化してしまった猫背姿勢」にあるのです。

その根っこを治さずして、「ほおづえをつく」という表面上の見た目だけ治そうとしても、絶対にうまくいきません。

カラダが無意識に選んでくる姿勢や仕草には逆らえないのです。

むしろ、逆らうどころか、ありがたいと敬意を払ってもいいくらいでしょう。

眼の潤いを保つためのまばたきや、体外に不要物を出そうとするくしゃみも、何を隠そう無意識のチカラなのです。

 

カラダはなぜ「足を組みたがる」のか?

今回の本題です。

あなたの中の無意識は、なぜ「足を組みたがる」のでしょうか?

ぼくは、これはいくつかの原因があると考えています。

  • お尻の筋肉が疲れているから
  • 股関節が外にねじれているから
  • 片方の骨盤だけ開いているから
  • 腰がねじれているから

これらの原因が複雑に重なり合った結果、カラダが「足を組んだ方が都合が良い」と判断した時に、無意識に「足を組む」姿勢をとるのだと考えています。

少し専門的で難しい話になってしまうので、今回は上に挙げた例のうち、ひとつだけ説明しましょう。例えば「お尻の筋肉が疲れているから」の場合を考えます。

チョット下の画像をみてください。

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カラダが無意識にとる姿勢の基準のひとつに「疲れている筋肉をストレッチしたい」というモノがあります。

 

疲れている筋肉は血流が悪くなって硬くなっているので、そこを伸ばして血流を良くしよう、というわけです。

そういう見方でみた時に、「足を組む」という姿勢は、お尻の「梨状筋(りじょうきん)」という筋肉をストレッチした姿勢なのです。

つまり、この筋肉が極端に疲れている人は、「足を組む」姿勢をとりやすい、ということになります。

水色の部分が梨状筋(りじょうきん)

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他にも、座り方のクセで筋肉がこっているのか特定したい方はこの記事を参考にしてください。

素人が「座り方」をみて1秒で腰痛の真犯人を見抜く裏技

 

「足を組む」の正しい対処法は?

上の例のように、足を組む原因が「お尻の筋肉が疲れていること」だった場合、どのように対処すればいいのでしょうか?

間違っても、ネットや雑誌に載っている「足を組むのをやめなさい」というアドバイスを鵜呑みにしてはいけません。

なぜなら「足を組んで」お尻の筋肉をストレッチしているおかげで、とりあえず助かっているのですから。

大切なのは、なぜ足を組まなければいけなかったのか。

その根っこにある原因を探って、その原因を少しずつ取り除いていくことです。

その根っこの原因がなくなれば、カラダは「無意識に」足を組まなくなります。

ぼくが「正しい姿勢は『する』ものではなく『なる』もの」と繰り返し言うのは、こういうことなのです。

「足を組む」必要が生まれた根っこの原因は人それぞれ違うので、当然ながら対処法も実にさまざまです。

骨盤のゆがみを整えたり、肩甲骨まわりの硬さをほぐしたり、心身のストレスを解消したりすることで、カラダから自然と「足を組まなければいけない理由を消すこと」が正しい対処法なのです。

 

まとめ

・人間が無意識に行う姿勢や仕草には、それなりのワケがある。

・ヒトは「足を組む」ことでゆがみや疲れからカラダを守っている。

・「足を組む」もともとの原因を取り除くことが正しい対処法。

このブログでは、今後も「ネットで検索しても出てこない」カラダの真実を淡々と伝えていきます。

実際に「足を組む」クセに立ち向かう骨盤まわりの体操もアップしていきますね!

そいではまたー!

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