施術歴12年のプロが教える100歳まで生きた人の10の共通点

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施術歴12年のプロが教える100歳まで生きた人の10の共通点

こんにちは!中村ひろきです。

ぼくは5年以上老人ホームに出入りして、お年寄りの方向けに治療を行っています。

そこで悟ったこと。結局のところ、100歳以上の方の共通点は「○○が強い人」なんですよ。

「○○」ここにどんな言葉が入ると思いますか?

心臓?筋力?メンタル?

ちょっと想像しながら読んでみてくださいね。

 

100歳以上の高齢者に10の共通点があった

1. 「生きている」とは言わない

100歳以上の高齢者が揃って口にする言葉があります。

それは、「生きている」ではなく、「生かさせていただいている」という言葉。

自分がこの世で勝手に存在しているわけではなく、天によって生かしてもらっているという、当たり前のことに対して感謝ができている。

素敵な日本語ですよね。

若くて好きなように体を動かせるうちは、この世に存在できることがどれほどありがたいことかなんて、正直ピンときません。

だからこそ、100歳の方からこの言葉を聞くと、この世に存在できることのありがたさをズシッと感じるのです。 

 

2. 「こんなに生きられると思わなかった」と言う

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これ、ぼくは意外でした。

「規則正しい生活を送ってきたから、長生きできて当然だ」と言う人は誰もいなかったんです。

ぼくが接してきた100歳の高齢者は、みな「想定外の100歳」だったということです。

この事実を知ってから、ぼくは「もしかしたら100歳まで生きるかもしれないから、それを計算に含めて人生設計しよう」と思うようになりました。

たくさんの趣味を作って、せめて自力で歩ける100歳でないと、退屈でしょうからね!

 

3. 両親のどちらかが長生き

ぼくは100歳の高齢者と接するとき、必ず「ご両親も長生きでしたか?」と聞くようにしています。

すると、驚くべき返答があるんです。かなりの高確率で、両親のどちらかが90歳を超えているんですよ。

たいてい母親ですけどね。

今現在100歳の方のご両親というと、明治後期の生まれです。

その頃の日本人の平均寿命って、50歳以下なんです。

その時代に90歳を超えたのですから、よほど稀な存在だったのでしょう。

この事実を受けて、「結局遺伝子の影響は大きいんだな」と思うようになりました。

 

 4. とにかくポジティブ

80〜90代の方はまだまだ「死にたい」「生きててもしゃーない」とネガティブワードを連発する人が多いですが、100歳ともなると、生まれつきなのか、どこかで開き直ってしまうのか、驚くほど前向きな方しかいなくなります。

「Aだけど、Bだよ」というセリフの「B部分」に必ずポジティブな言葉が入り、そこで文を締めるという特徴があります。

例えば・・・

ぼく「梅雨入っちゃったねえ。」

100歳「雨は嫌だけど、またすぐ晴れるよ。」

 

ぼく「ひざの調子はどう?」

100歳「ひざは痛いけど、内臓は全部元気だから。」

という調子。そしてお腹から大きな笑い声を出して、何事もなかったように笑い飛ばしてしまう。

こんな元気で前向きでこっちまで幸せにさせてくれる人を、天が味方しないわけがないなという気分になってきます。

 

5. 小柄である

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身体的な特徴もあります。

ぼくが接してきた100歳以上のお年寄りは、「小柄で、背中が丸く、歩幅が小さい方」が大半だったのです。

反対に「太り気味で、ひざが悪く、左右に揺れるように歩く」ような100歳は、今のところ一人もいません。

ことわざに例えると「山椒は小粒でもぴりりと辛い」タイプの人。

小柄だけども存在感があり、鋭くて嘘がつけない人といった感じでしょうか。

ぼくが接してきた100歳以上の高齢者は全く別の人生を歩んできたはずなのに、なんだか不思議ですね。

 

6. 溜めない

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100歳以上のお年寄りってどんな人達?と聞かれたら、ぼくは一言でこう答えます。

「デトックスの達人です」と。

悪いものを体内に溜めておかず、スッキリと出してしまう能力に長けている人が圧倒的に多いのです。

だから、言いたいことはハッキリと言うし、便通もすこぶる良い。

暑い時にはしっかりと汗をかきます。とにかく悪いものを全部出してしまうのです。

逆を言えば、ぼくの12年の臨床上、言いたいことを言えず体内に不満を溜めてしまう人は、かなり病気になりやすい傾向にあります。

 

7. 好き嫌いがない

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次に、食生活の共通点です。

「規則正しい食事」なんてとんでもありません。ジャンクフードみんな大好きです。マジで。

とにかくなんでも有難がって食べます。めっちゃ美味しそうに食べます。

きんさんぎんさんのお孫さん達も、とにかく肉を食べまくるらしいですね。

これに関して注意点。

この方々は、生まれた当初からジャンクフードにありついていたわけじゃないんですよね。

だから、ジャンクフードまみれの時代に生まれた僕たちは、引き続き控えた方がいいかもしれません。

 

8. とにかくよく歩いた

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これも不思議なんですが、ぼくが接してきた100歳以上の高齢者は、みんな「とにかく昔はたくさん歩いたよ」と言います。

学校の数が少なかったから、小学校まで2里(約8km)歩くとか、フツーだったらしいんです。

毎日往復16km。恐ろしい脚力ですね。

そんな方達ですら、100歳にもなると、杖を使ったり、車椅子を使ったりして、歩行の補助道具がなければ歩けません。

え?じゃあおれらどうなるの?生まれた時から移動手段発達しまくりだけど?

・・・ということで、万が一長生きすることになっても健やかに過ごすために、ぼくはマラソンを始めたのであります。

 

9. 強靭なメンタル力

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ちょっと考えてみてください。

今現在、この世に「幼少期のあなた」を知ってる人って、どれくらい居ますか?

両親、兄弟、恩師、小学校のときの同級生など、挙げれば両手が埋まるほどの人数はすぐに思いつくのではないでしょうか。

100歳ともなると、コレが見事に一人もいなくなります。

「小学生のとき誰よりも足が速かったあなた」や、「高校のとき異性からモテモテだったあなた」を知っている人が、この世に一人もいないのです。

ぼくはこの事実に気がついたとき、愕然としました。

想像したら、寂しさや怖さの感情があふれてきました。

東洋医学では、寂しさの感情が過ぎると「肺」、恐れる感情が過ぎると「腎」を傷つけるといわれています。

どの感情にも押し流されずに生きている100歳のお年寄りの方をみていると、このメンタル力こそが長寿の源ではないか、と思わずにはいられないのです。

 

10. 声がデカイ

コレも不思議な話なんですけどね。マジなんですよ。

ボソボソと口先だけで声を出す人がいないんです。

声を出す瞬間しっかりとお腹がへこみ、見事に合唱団の声のように腹式呼吸を使って発声しています。

武道の世界なんかで、よく「丹田に力を込めろ」なんて言われますが、まさにその力が衰えていないのが、ぼくが接してきた100歳以上の高齢者の共通点でした。

ちなみに丹田とは、ぼくが腹筋ローラーを使って鍛えている見かけ倒しの腹筋ではなくて、もっと奥にあるポイントを指しています。

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「太く短く生きたい」の落とし穴

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太く短く生きた人生ってかっこいいですよね。

でも、この言葉には大きな落とし穴があることに気がついたんです。

それは、「太い/細い」の軸は自分次第で変えられるけど、「長い/短い」の軸は自分次第で変えられないということです。

上記の共通点のところでも書きましたが、100歳以上の高齢者はみな「予想外の長寿」だったと言います。

また、「ポックリ逝くつもりだったのに、人生最後の20年を寝たきり状態で過ごすことになった」人もたくさんみてきました。

よって、どうやら英雄みたいに「太く短く人生を終える」ことは難しそうです。

そこでぼくは、そこそこ健康に気遣いながら生活して、「これで長生きできれば万々歳、短命だとしても諦めがつくように」生きることにしました。

不摂生が祟って病気になったら、なんだかやり切れないですもんね。

 

おわりに

20人以上の100歳と深く接して達した結論。

それは、ひとりひとりが究極に「運の強い人」だということです。

両親から長寿の遺伝子を授かって生まれ、10代のときに空襲に遭っても命を取られず、津波や地震からも逃れ、通り魔に刺されず、交通事故に巻き込まれず、病魔にも打ち勝ち、今日までの歳月を経てきた人生。

これはもう、運が強いとしか言いようがありません。

これを悟って、ぼくは背中の荷物を降ろしたように気が軽くなりました。

自分で納得できるだけの時間とお金を健康に投資したら、あとはもう運に任せるしかないんです。

そう思ったとき、大好きなブルーハーツの歌詞がフッと頭によぎりました。

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これまで多くの100歳を施術した経験を通して、ぼくは大切なことをたくさん学びました。

彼らと接していると、逆算して今どのように生きれば後悔が残らないか、みえてくるような気がするのです。